こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
先週15日(木)、昨年より14日早く関東地方で「春一番」が吹いたとの発表がありました。
道東の春の気配はまだまだですが、北国の春を告げるフクジュソウの開花が待ち遠しいですね。
時は少し戻り先月末の事ですが、幕別町百年記念ホールで開演された「名曲と朗読で綴る 本多静六とその時代」を見て参りました。
日本の「公園の父」と言われる本多静六(1866~1952)博士の物語を、朗読によるオペラ仕立てで届けられた公演は、深く深く心に響く素晴らしいものでした。
本多博士は、日本全国の公園設計に携わり、道内では大沼公園(七飯町)や春採公園(釧路市)などがあります。また、国立公園制度を創始し1934年には、大雪山国立公園、阿寒摩周国立公園を指定しました。
この様に北海道の発展にも、大いに貢献した本多博士の偉業を、新たに朗読劇として書き下ろしたのが「白洲次郎 占領を背負った男(2005)」などの著書で有名な作家の北康利(きた やすとし)先生です。
北先生とは、夫の生前中に「日本酒と蕎麦の会」(伊佐ホームズさん主催)でご一緒したことがあり、今回の公演にも声をかけてくださいました。
この機会をつくって下さった関係者の皆さまに感謝を申し上げます。
「公園の父」本多博士は、日本で最初の林学博士でもあり、日本林学の基礎を築くとともに明治・大正・昭和と長きにわたり日本林学の先駆者として活躍され、山林の保護と人々の健康に深い関心をお持ちだったそうです。
森林は空気や水を浄化したり、水源の涵養など私達の生活に広く恩恵を与えてくれますが、十勝の森林面積は約70万ヘクタールで、道内の森林の13%にあたります。
森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点で、令和元年度から間伐の促進といった森林の整備や、継続的な森林管理を行う人材の育成、木材の利用や普及啓発といった豊かな森林を次世代につなぐ取り組みに活用するため森林環境税が導入されています。
令和6年度税制改正大綱では、この配分割合について検討が行われ、これまでより私有林人工林面積の配分割合を5%増やし、人口による配分を5%減らしました。
森林整備を直接担う地方自治体に対する配分割合を増やし、「森を守る」自治体に対してより手厚い財源配分を行うこととしています。
この週末は、自民党本別支部総会と新春の集いが開催されました。多くのみなさまと楽しいひとときを過ごすことができました。
ありがとうございました。
また、中川昭一杯ナイスサマーテニスフェスティバルを毎夏盛り上げてくださる橋本総業女子チームが日本リーグで優勝し日本一に輝きました。
あわせて、男子チームと女子Bチームが3位だという事です。
応援には伺えませんでしたが、テニス通信では帯広での様子も紹介して下さったとのことでした。
選手のみなさま、おめでとうございます。
2024年 2月 19日
中川 郁子(ゆうこ)