こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
一昨日11日(日)は、建国記念の日でした。
帯広市内で開かれた「第38回 建国を祝う帯広市民の会」の式典に、本年もお招きいただきました。
昨年も紹介させていただきましたが、地元帯広では「紀元節」が廃止になった数年後から、帯広神社の「紀元祭」に合わせて、有志の皆様が「奉祝祭」を開くようになり、この催しの中心であった帯広郷友会の会長 宮坂文一氏のもと昭和61年に「建国を祝う帯広市民の会」が誕生しました。
今年も多くの皆様が参加されていました。
先月は、新年会や同窓会など飲酒する機会が多かったという方が多いのではないかと思いますが、昨年末、自民党厚生労働部会に示された「飲酒ガイドライン」の案についてご紹介します。
厚生労働省は、個々人に合わせた飲酒の量・行動の判断に資する「飲酒ガイドライン」の策定を進めており、今年度内に決定される予定です。
ガイドラインは、アルコール健康障害の発生を防止するため、国民一人ひとりがアルコールに関する問題への関心と理解を深め、自らの予防に必要な注意を払って不適切な飲酒を減らすために活用されることを目的としています。
飲酒ガイドライン案の内容は、
(1)アルコールの代謝と飲酒による身体等への影響
(2)飲酒量(純アルコール量)
(3)飲酒に係る留意事項
の3つの柱で構成されています。
具体的には、
(1)については、飲酒の影響には個人差があり、過度な飲酒や飲酒後の行動によって、疾病発症等のリスクが高まる可能性等を指摘
(2)については、お酒に含まれる純アルコール量に着目して、自分に合った飲酒量を決めることが重要。高血圧は少量でも飲酒自体で発症リスクがあがり、大腸がんの場合は、1日あたり約20グラム程度を超える量の飲酒を続けると発症リスクが上がるという研究結果があるそうです。
(3)については、短時間の大量飲酒、他人への飲酒の強要、不安不眠解消のための飲酒、療養中や投薬中の飲酒、飲酒中後の運動、入浴等の身体に負担になる行動を避けるべき
という内容となっています。
また、配慮ある飲酒の仕方として、自らの飲酒状況等を把握、あらかじめ量を決めて飲酒、1週間のうち飲酒をしない日をもうけること等を推奨しています。
これからの時節、飲酒する機会も増えると思いますが、健康に配慮しながら楽しい酒席をお願いします。
2024年 2月 13日
中川 郁子(ゆうこ)