こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
早いもので、今年も残すところ27日となりました。師走に入り、急に冷え込みが強くなった道東ですが、1日夜には、北海道各地でオーロラが相次いで観測されました。
夜空の下が赤く染まる「低緯度オーロラ」と呼ばれる現象だそうですが、「空が赤く輝いて美しかった」「感動した」と言う声が聞かれました。
11月29日(水)、デフレ完全脱却のための総合経済対策の柱となる、「令和5年度補正予算」が成立しました。
一般会計の総額は13兆1992億円で、物価高騰への対策費として、所得税や住民税の非課税世帯に対する7万円の給付費用1兆592億円、ガソリン代・電気代・ガス代の負担軽減措置を来年4月まで延長するための費用7948億円が含まれています。
温暖化による暑さ対策として、文科省の「公立学校施設整備」費に1558億円(老朽化対策、耐震対策、空調設備の整備等)、十勝川水系河川整備、高速道路・高規格道路整備、社会資本整備など国土強靭化対策の費用として92億円の予算を確保しました。
主な事業
(単位:百万円)
また、毎年の事ではありますが、北海道農業に関わる大変重要な決定も、この時期になされます。
先週は、甘味資源作物(ビートや馬鈴薯でんぷん)の価格決定、今週は乳価(加工原料乳生産者補給金・集送乳調整金)の決定です。
農業現場の厳しい現状を受け止め、納得できる価格を決定していきたいと思います。
29日~30日は、東京のSL広場(新橋駅前)で開催された、「ホタテ祭り」に参加させて頂きました。
アルプス処理水の放出を受けて、中国が日本産ホタテの輸入を禁止した科学的根拠のない一方的な措置のために、北海道のホタテ生産者は大量の在庫を抱えることになりました。
(10月2日、ゆうこう便vol.179参照) → https://nakagawa-yuko.jp/?p=4055
東京電力の小早川社長は、本社のある新橋でホタテ祭りを計画しましたが、道路であるSL広場でのイベント開催にはいろいろな制約があり、同期の山田美樹衆議院議員、港区議の鵜飼雅彦先生やニュー新橋ビル商店連合会の長尾哲治会長にもご尽力いただき、また、経済産業省、水産庁、復興庁の後援をいただき、2日間で1トンの北海道ホタテを東京の皆さまに召し上がっていただくことができました。
新橋と言えば、サラリーマンの聖地、SL広場やニュー新橋ビル、ガード下飲食店などがあり、「街の声」として度々テレビニュースにも登場する親しみやすい土地柄…皆さん「北海道のホタテ美味しいね」「食べて応援しよう」と笑顔あふれる夜となりました。
2023年 12月 4日
中川 郁子(ゆうこ)