vol.160 「十勝で和牛オリンピックの開催決定」、「鹿追町が環境大臣賞を受賞」、「陸自鹿追駐屯地の創立66周年記念行事」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~

こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。

最近、日本各地で地震が発生していますが、以前より少し多くなっているように感じているのは私だけでしょうか?

いつ起こるかわからない自然災害…平時から地域のリスク情報と安全な避難場所について確認しておきましょう!

ハザードマップポータルサイト → https://disaportal.gsi.go.jp


facebookでもお知らせしていますが、和牛のオリンピックとも呼ばれる、全国の和牛の品質を競う品評会「全国和牛能力共進会」が、2027年に十勝(帯広市・音更町)で開催されることになりました。北海道内では、初めての開催となります。

関係者の皆さまが、道内の和牛能力の向上に務めながら、多大な年月をかけて誘致活動を続けて来られたものです。

私にとりましても、農水政務官時代に道内唯一となる国際水準を満たす、北海道畜産公社の屠畜施設(帯広市)の整備計画を応援・実現したこと、北海道内での開催に向けて関係各所にお願いをしていたことなど、道内開催は十年来の夢でした。本当に、本当に嬉しくてなりません。

「全国和牛能力共進会」とは、和牛日本一を決めるために、5年に一度開催される「和牛の祭典」で、全国の優秀な和牛を集めてその優秀性を競いますが、次の三つの部門に分かれ審査されます。

(1) 雄牛、雌牛の姿・形を審査する「種牛」の部
(2) 肉質等を審査する「肉牛」の部
(3) 特別枠として「高校及び大学校」の部

2027年の十勝開催では、(1)の「種牛」と(3)の「高校及び大学校」の部が「音更会場」、(2)の「肉牛」の部が「帯広会場」で開催されます。

日本の農産物の輸出額は、昨年、目標の1兆円を超え1兆4148億円となりましたが、その中で対前年比85.3パーセント増の537億円となったのが牛肉です。和牛の魅力はインバウンド観光にも貢献しますので、北海道和牛ブランドの価値をさらに高めて地域の稼ぐ力を大きくすることができます。

高い評価に繋がるよう、これからも微力ながら応援したいと思います。

もうひとつ嬉しいお知らせがあります。
十勝「鹿追町」が、第13回EST交通環境大賞において最高賞にあたる「環境大臣賞」を受賞しました。こちらも道内で初の受賞となります。

鹿追町は、一昨年「家畜ふん尿由来の水素ガス」を核とした、カーボンニュートラル政策を進めて「脱炭素先行地域」の第1回選考に選ばれた町です。

鹿追町のみなさま、おめでとうございます。
これからも頑張ってください。

28日(日)、陸上自衛隊鹿追駐屯地(十勝鹿追町)の「創立66周年記念行事」にお招きいただき出席して参りました。

今年は、駐屯地を一般の皆さまにも開放して、訓練展示などの催しを見ていただきました。また、装備品の展示や売店、戦車試乗など各所で子供達の歓声が響いていました。

今年は、自衛隊組織改変に伴い鹿追駐屯地が第五戦車隊としてスタートを切って、はじめての周年行事であり、OBをはじめ数多くの懐かしい皆様にお会いできて、とても嬉しい一日となりました。

2023年 5月 29日
中川 郁子(ゆうこ)

     

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