vol.34 「暮らしの税制が変わる!?税制改正大綱の決定」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~

こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。

12月も中旬に入り、今年も残すところあと18日となりました。仕事の上でも、家庭でも、仲間同士の間でも、予定が重なり忙しくなる時期です。いつも以上に体調管理に気をつけましょう!

2021年度与党税制改正大綱を決定

先週12月10日(木)、与党は「2021年度与党税制改正大綱」を決定しました。

https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/news/policy/140786_1.pdf

 税制改正大綱の解説

大綱の中身に入る前に「税制改正大綱」とは何か?を解説します。

税制改正大綱とは、与党が翌年の税金のあり方から課税対象、税率変更などについてまとめた方針のことで、景気や雇用情勢、財政健全化などを総合的に考慮し、時々の最重要課題に対処するため、所得、消費、相続、法人、投資などの増税や減税など税制改正に関する内容を細かく定めたものです。
そして、この大綱を基に政府は、年明けの通常国会に税制改正関連法案として提出します。

2021年度大綱は、新型コロナウィルスで打撃を受けた事業者や個人の負担を軽減する措置とともに、経済の回復に向けて企業に投資や研究開発を促す措置が盛り込まれました。

 暮らしの税制

◯自動車
*エコカー減税2年延長
・EVやPHVは燃費基準に拘わらず、2回目の車検まで免税
◯住宅
*住宅ローン減税
・控除を通常より3年長く受けられる措置の延長(22年まで)
・床面積の要件緩和(50平方メートル→40平方メートル)
・所得要件は一部厳格化(50平方メートル以上は3000万円以下)
◯土地
*固定資産税
・地価上昇での増税は21年度は見送り
◯教育・育児
*教育費贈与を非課税
(入学金や授業料など教育費は1500万円、結婚・子育ては不妊治療費などを含め1000万円)
◯その他
*法人税
脱炭素やデジタル化など菅政権の進める政策に新税を導入

中川郁子(ゆうこ)が解説する与党が検討する2021年度の税制変更

税収は減ることになるかも知れませんが、新型コロナウィルスの影響を受けた私達にとって、安心感を得られる税制の転換になったと思います。また、8日に閣議決定された新たな経済対策と併せて、経済が回復して行くことを期待します。

 ~ホッとひと息~

ひとそれぞれ、好きな飲みものがあると思います。ホッとひと息つきたい時に、皆さまは何をチョイスしますか?

わたしのホッとひと息は、コーヒーです。コーヒーを飲みながら、一口チョコを食べる…それぞれの香りを楽しみながら静かな時を過ごすと心も身体もリフレッシュできます。

中川郁子(ゆうこ)のほっと一息するコーヒー

家で過ごす時間が増えたいま、こだわってミルで豆をひく方も増えているのでは?と思いますが、ミルのまわし方によっては熱が加わり、苦味が増すそうです。苦味、酸味は人それぞれ好みがありますが、この機会に自分の味を探求するのも楽しいのではないでしょうか?

中川郁子(ゆうこ)のミルで十勝の豆を挽く

2020年 12月 14日
中川 郁子(ゆうこ)

     

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