vol.10 海洋プラスチックごみ問題 中川郁子(ゆうこ)の“ゆうこう(有効・友好)便”

レジ袋の有料化

こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。

本日、7月1日(水)より、レジ袋が有料化になります。一部小売店では前倒して4月1日から既に始まっています。

最近では「エコバッグ」の携帯は日常的になっているようにも思いますが、新しい生活様式と同じように「真に必要なものはなにか?」を考える時代になってきたのではないかと思います。

プラスチックは、非常に便利な素材で、あらゆる分野で私たちの生活に貢献していますが、海洋プラスチックごみ問題や地球温暖化などの課題となっているのも事実です。プラスチックの過剰な使用を抑制しながら、利用していく必要が求められています。

政府は、「レジ袋の有料化」は、これら課題の解決に向けた様々な施策のひとつとしています。

海洋プラスチックごみ問題

海に流出されるプラスチックごみは年間800万トン。2050年には世界中の魚の重量を超える、とも言われています。

近年では、マイクロプラスチック(一般に5mm以下の微細なプラスチックを言う)が海洋生態系を破壊するとされ、世界的な課題となっています。その他、船舶航行への障害、観光・漁業への影響が懸念されます。

政府は昨年「プラスチック資源循環戦略」において、使い捨てのプラスチック包装・容器を2030年度までに25%削減すると目標を掲げていますので、今回の「レジ袋の有料化」は「脱プラ」の入り口と解釈しても良いでしょう。

地球あっての私達。できるところからはじめましょう!

2020年7月1日 中川郁子(ゆうこ)

     

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