こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
大型連休も前半が終了しましたが、皆さま如何お過ごしになりましたか?
わたしは帯広と東京を行き来する日常から離れ、久々に帯広でゆっくりとした時を満喫しています。帯広の桜は今が満開で、都内では満足に見られなかった桜に春を感じています。
27日(土)、十勝ワインなどで有名な池田町の「池田町観光オープン式」、「陸上自衛隊鹿追駐屯地67周年行事」、「ソロプチミスト北リジョン大会開会式」に出席させていただきました。
池田町では、午前8時半から町民参加のクリーンアップ大作戦(駅前清掃)、池田神社宮司による神事、駅前広場の噴水にワインを注ぐオープンセレモニーに参加させていただきました。
28日(日)は、日本一の豆の町として知られる本別町の「第66回本別山渓つつじ祭り」、全国でも有数な蕎麦の産地として名を馳せる新得町の「新得神社DE山祭り」に伺って美しいエゾヤマザクラ、ツツジを堪能しました。
両日ともにお天気に恵まれ、先客万来の楽しい行事でした。美しい春の道東…是非一度、お訪ねください。
大型連休の前半、お弁当を持ってお花見や公園に出かけた方も多いと思いますが、個人的には名脇役として甘いおやつと飲み物は必須だと思います。わたしも散歩の時は、チョコレートをポケットに入れて、途中モグモグしたりします。
甘いものを食べると何となくホッとしますよね。
さて、「甘さ=砂糖」と考えがちですが、日本人一人当たりの砂糖使用量は、欧米人の1/2から1/3程度と低く、砂糖の代わりに「人口甘味料」を使った食品を多く摂取する傾向にあります。
農林水産省によると、人口甘味料は「甘味料アスパルテーム、甘味料スクラロース、甘味料アセルファムカリウム」と表示されている添加物で、厚生労働省の管轄になるそうです。
ダイエット中の方々や砂糖を控えなければならない疾患をお持ちの皆さまには、重要な甘味資源ですが、昨年、WHOはガイドラインを発表し「糖尿病以外の方々で、体重管理の目的では使用を控えるように」と助言しています。
厚生労働省では、「確実性が低い根拠に基づいている」という見解を示していますので、過敏になる必要はないと思います。ただ、輸入量が年々増加していることと、ほぼ全量が中国からの輸入であることを考えた時に「食料安全保障」の観点から、見直してみる必要もあると思います。
私たちが甘味資源として日常的に消費しているものを分類した表がありますので、参考にしてください。
ここ北海道で生産される「てんさい(ビート)」、沖縄県の国境離島などで生産される「サトウキビ」のほか、でんぷんから作られる「異性化糖」などもあります。異性化糖は、すき焼き用の「割り下」として、年々消費量が上がっているそうです。
昔は、醤油と白い砂糖をたっぷり入れて、すき焼きをしていましたが、少しずつ食卓にも変化が見られますね。
砂糖の消費量が年々減少傾向にありますが、一概に甘さ控えめが好まれるという「日本人の嗜好の変化」だけが原因でもなさそうです。
今国会では、私が所属する内閣第一部会で立案した、「道路交通法の改正」についても審議されています。
結構な頻度で改正される道路交通法ですが、今回の改正案は「自転車等の交通事故防止」のための規定を整備するのが主な目的で、
(1)携帯電話使用等および酒気帯び運転の禁止
(2)自転車等の安全を確保するための規定創設
(3)自転車等に対する交通反則制度の適用
の3点が盛り込まれています。
特に(3)については、帯広市などでも通勤通学に自転車を利用される方が多いことから説明します。
近年、自転車の検挙件数が増加し現行の違反処理(刑事手続き)では、取り締まり現場での長時間の手続きや後日の出頭、前科が付く可能性があることから、自転車等の運転者(16歳未満の者を除く)が行った一定の違反行為(信号無視、速度違反、一時不停止等)を交通反則制度(青切符)の対象とし、合理化を図るというものです。
法改正は、国民一人一人の生命を守ることにあります。今後の自転車運転には、十分に注意しましょう。
2024年 4月 30日
中川 郁子(ゆうこ)