vol.176 「水産業を守る政策パッケージ」、「ラリー北海道2023」、「ダムのミニ知識」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~

こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。

日中でも、少しづつ風に涼しさを感じるようになってきた帯広ですが、皆さまお元気にお過ごしですか?わたしはと言うと、日々あれやこれやと帯広と東京を往復し、忙しい毎日を過ごしています。​​​

先週5日(火)に自民党水産部会、8日(金)に衆議院経済産業委員会・農林水産委員会合同審査が開催され、アルプス処理水海洋放出に伴う、中国による輸入規制強化などから「水産業を守る」政策パッケージについて、活発な議論を交わすことができました。結果として、総額1007億円の予算措置となります。

この政策は、
(1) 国内消費拡大・生産持続対策
(2) 風評被害に対する内外の対応
(3) 輸出先の転換対策
(4) 国内加工体制の強化対策
(5) 迅速かつ丁寧な賠償
の5本の柱からなり、全国の水産業支援に万全を期す内容となっています。

これからも水産業の皆様に寄り添って参ります。
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8日(土)、十勝を舞台にした「ラリー北海道2023」が開催され、今年も応援に行って参りました。世界で活躍するラリーカーを間近に見ることのできる貴重なチャンスで、今年で22回目の開催となります。

今年は、クルマ大好き「モリゾウ」ことTOYOTA会長である豊田章男氏がレーシングドライバーとして陸別町と池田町で、デモンストレーション走行(デモラン)を行なったことで話題を呼びました。

ホンダ・ヴェゼルに乗り、X(旧Twitter)で発信するなど、茶目っ気たっぷりなモリゾウさん…「幸せそうな顔をすることが、みんなの幸せになる」(ICHIRO×AKIO TOYODA シリーズ対談公開・TOYOTA Global Newsroomより)の言葉どおり、十勝中に笑顔を振りまいて下さいました。
わたしは、優勝者へのトロフィープレゼンテーターとして、参加させていただきました。

先週のゆうこう便で、「十勝川の治水対策としてのダム」についてご紹介しましたが、今号では「ダムのミニ知識」をご紹介します。

皆さまご存知のとおり、ダムは洪水調節、かんがい、水道、発電など、私たちの生活を陰で支える大きな存在ですが、観光資源としても「地方創生」の大きな役割を担っています。

ひとつの取組みを紹介すると、札内川ダムでは「コーヒー豆やラクレットチーズなど」をダム内で保管する貯蔵試験を行なっているそうで、これらの品は、なかさつない、ガーデンスパ十勝川温泉、なつぞらのふるさとなどの道の駅で購入できるそうです。

一定温度を保つことができる特性を利用して、ダム施設内で貯蔵。そして、新たな付加価値をつけて観光資源とする、とても素晴らしい取組みだと思います。

その他にも、ダムを紹介する「ダムカード」もあり、札内川ダムは管理事務所で、糠平ダムカードは、ひがし大雪自然館で入手することができます。

十勝観光のひとつに、お待ちしております。

2023年 9月 11日
中川 郁子(ゆうこ)

     

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