こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
27日(金)、ウクライナ情勢に伴う物価高騰対策を盛り込んだ補正予算案が、自民・公明両党、国民民主党の賛成多数で可決され、衆議院を通過しました。
補正予算案は、総額およそ2兆7000億円で灯油やガソリン価格を押さえるための補助金や緊急経済対策に充てた予備費の積み増しに必要な経費が計上されています。
また、来年度予算案を作るにあたり、与党内でとりまとめられた提案を各省庁にお届けする要請活動が活発に行われています。下の写真は、議員連盟で斎藤国土交通大臣をお訪ねしたときのものです。大臣にそれぞれの地域事情を聞いていただく絶好のチャンスです。
26日(木)、帯広市内で開かれたJAグループが推薦する「藤木しんや参議院議員の国政報告会」に出席しました。私からは、国際情勢の変化によって、肥料・飼料、燃油が高騰する中で「食料安全保障」を確立することの重要性についてお話をさせていただきました。
同日夕刻、札幌で開かれた「日本旅館協会北海道支部連合会・北海道ホテル旅館生活衛生同業組合」通常総会・合同懇親会に招かれました。
新型コロナによる影響を最も受けた観光業界ですが、日本政策投資銀行の調査によれば「コロナ収束後に最も訪ねたい地域の第一位は日本」であるとのことから、経済再生の起爆剤になり得るのも観光業であると私は思います。そのためにも政策的にしっかりと支援していくことが重要だと考えます。
29日(日)、しかおい水素ファーム(鹿追町)の開所式にお招きいただきました。
鹿追町は、畜産ふん尿由来のバイオガスプラントによる再生可能エネルギーの活用に取り組んで来た歴史があり、特に水素サプライチェーンの実証事業(バイオガスを水素に変換する実験)など全国的に注目を集めている自治体です。
国は2050年までのカーボンニュートラル(二酸化炭素排出実質ゼロ)を目指していますが、先進的な「脱炭素と地方創生の取り組み」を国が後押しすることを目的として「脱炭素先行地域」を選出しています。全国102自治体の中から26自治体が選ばれ、その中のひとつに「鹿追町」が選ばれています。
鹿追町では、その他に余剰熱を利用したマンゴーの栽培やチョウザメの養殖など個性的な取り組みも行われており「自然エネルギーと地方創生」の取り組みを進めて来たことが、高く評価されています。
近年の豪雨は、地球温暖化による海面水温の上昇などが一因であるとの学術的見解もあります。地球温暖化を防ぎ、私達の生活と未来の子供達のためにカーボンニュートラル政策の実行は待ったなしであると私は思います。
先週は、移動距離にして数千キロ…大忙しの一週間でした。7月の参議院選挙に向けて推薦状を書いたり応援演説に出向いたり、今週も全力で頑張ります。皆さまの応援がわたしの元気の源でありますので、どうぞよろしくお願いします。
2022年 5月 30日
中川 郁子(ゆうこ)