vol.107 「海上保安議員連盟」、「上士幌町の地方創生」、「宇宙ビジネスのトークイベント」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~

こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。

国会も後半に差し掛かり、委員会が次々と開かれる一方で、8月に差し迫る来年度予算の概算要求に向けた「重点事項」の取りまとめなど、先週も目まぐるしく働いた一週間でした。

「議員連盟」というものをご存知の方も多いと思いますが、私も自由民主党の国会議員として複数の「議員連盟」に参加しています。

先週は「海上保安議員連盟」「ポストコロナの地方創生を目指す公共交通ネットワークを再構築する議員連盟」が開催されました。

海保議連では、知床観光船事故に関連した機動救難士の配備状況やヘリコプターの増強、巡視船の老朽化対策、そして尖閣諸島・北朝鮮ミサイルなど日本国周辺の安全保障環境などについて話し合われ「海上保安の基盤強化に関する決議」を行いました。また、公共交通議連では、地域の「足」を確保し、地域の再生を目指すための中間とりまとめが行われました。


自由民主党地方創生実行統合本部では、竹中貢(たけなか みつき)上士幌町長をお招きし、地方創生に関して同町が取組む「次世代高度技術の実装によるスマートタウンの実現」「環境と調和したエネルギーの地産地消とビジネス展開」について、ご説明していただきました。​​​​​​​


北朝鮮による日本人拉致問題特別委員会では、参考人質疑を行い、お話を伺いました。

そのお一人である横田拓也(よこた たくや)拉致家族会代表のお話をご紹介します。

北朝鮮による拉致により、横田めぐみさんが日本国内で連れ去られたのが45年前。当時、めぐみさんは13歳。弟である拓也さんは9歳でした。
拓也さんは、他界された「親世代」について触れ「単に横田家(拉致被害者の家族)の悲劇ではなく、深刻な人権侵害であり、日本にとっては許すことのできない主権侵害」であることを強調されていました。

胸元には、ウクライナカラーのネクタイ…そして「政治を信じる」と静かに強い意思を示される姿に「拉致問題とウクライナ問題には共通するものがある。日本人が日本のためにできることを真剣に考え、それを国民ひとりひとりが強く自覚するために、もっともっと政治が発信するべきだ。」と私には聞こえました。

ウクライナでの惨状が、いつ終わるのか見えない中、岸田文雄首相は「ウクライナは明日の東アジア」と声を大きくしていますが、拉致・ミサイル問題をはじめ、挑発する隣国には毅然とした対応をとるべきであると私も思います。

週末は、札幌市内で開催された北海道宇宙関連ビジネス創出連携会議のトークイベントにパネラーとして参加しました。

イベントでは、「大樹町の射場整備事業が、内閣府地方創生拠点整備交付金事業の採択を受けた意味は大きく、宇宙ビジネスなど宇宙関連産業をスタートアップビジネスの中核として位置付け、大樹町をアジアの宇宙拠点として発展させることが重要だ」との思いを発言させていただきました。

同じくパネラー参加した、北海道の土屋副知事からは、宇宙関連企業を支援する国の補助メニューを作って欲しいとの要望をいただき、とても有意義な時を過ごさせて頂きました。​​​​

2022年 5月 23日
中川 郁子(ゆうこ)

     

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