こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
先週2日(火)の北海道は、記録的な大雪に見舞われ、ここ十勝においても帯広市で約41センチの積雪を記録し、市民生活に大きな影響がありました。
3月は、年末に次いで交通事故が多発する季節でもありますし、特に道東地域では寒暖差により体調を崩す方も多いようですので、事故防止と体調管理には十分に注意してお過ごし下さい。
十勝の農作業がはじまりました
さて、農業王国として名を馳せる十勝ですが、大地に雪残るこの時期から「春の蒔き付けの準備」がはじまっていることを、皆さまはご存知ですか?
ビート(てんさい)の苗づくり、馬鈴薯やナガイモの種芋切りなど、ハウス内での作業見学に行って参りましたので「十勝農業のいま」をお届けします。
貯蔵施設のなかで数ヶ月間、適温・適湿に管理されていた種子馬鈴薯などが、多くの人々によって準備されていきます。
蒔き付けの準備は、戸別の農家で行われることもありますが、地域で共同で行われることもあります。
省力化を目指し、また、消費者の皆さまに安全・安心な農作物を安定供給するために、政府はあらゆるメニューを作って生産地域を応援しています。
生産地域の声をしっかりと聞いて「地域と国」を繋げていくために仕事をさせていただきたいと、わたしは思っています。
【新型コロナワクチンの接種に関する続報】
厚生労働省は5日(金)、米国製の新型コロナワクチンを摂取した30代の医療従事者の女性が、国内で初めて急性の重い副反応を起こしたと発表しました。
女性は、ぜんそくや甲状腺機能低下症といった基礎疾患があったとのことですが、その場で救急処置を受け、症状は回復したとのことです。
副反応の症状としては、ワクチン接種後、5分以内で咳が出て、全身のかゆみ、呼吸が速くなったり、まぶたの腫れがでたとのことです。
また、厚生労働省は6日(土)、アナフィラキシー2例目として、同ワクチンを接種した20代女性が、接種25分後に蕁麻疹が出た後、咳や発熱、血圧低下、息苦しさなどの症状を起こしたが現在は回復していると発表しました。基礎疾患があったかどうかは調査中とのことです。
さらに、厚生労働省は7日(日)、3例目として、30代女性が同ワクチン接種後、約5分後に息苦しさや喉の違和感などの症状を起こし、投薬後に症状は改善したが、経過観察のため入院したと発表しました。女性は食物や動物、殺虫剤によるアナフィラキシーの経験があったとのことです。
厚生労働省は、専門家部会で接種との因果関係を詳しく検証するとしています。
災害レベルの改定
政府は5日(金)、「ゆうこう便vol.36」でもお知らせしていた、災害対策基本法などの改正案について閣議決定しました。
災害対策基本法に規定する「避難勧告」と「避難指示」について見直しを行い、今後は「避難指示」に一本化されます。
これに併せて、防災情報を5段階に分類する大雨・洪水警戒レベルも改定し、今年の梅雨期からの運用を目指します。
経緯としては、避難勧告も直ぐに避難を始める必要があるのですが、住民の理解が進んでいないことから、差し迫った状況で発令する「避難指示」まで行動せず、逃げ遅れる事例が後を絶たないことから、法改正により従来、避難勧告を発令していたタイミングで避難指示に変更するものです。
かつてない被害をもたらした東日本大震災から、まもなく10年。被災地の復興は、着実に進展しています。
わたしは、災害に備える国造りに貢献して参りたいと心より思います。
先週の「ゆうこう便vol.45」でも紹介しましたが、自民党では選挙区毎の国民の皆さまにワクチンの接種方法ほか、コロナ予防対策についてご意見をお聞きしています。
北海道11区の担当は、中川郁子(ゆうこ)です。メール、ファックス、ハガキ、封書、なんでも結構です。どしどしお寄せください、お待ち申し上げております。
2021年 3月 8日
中川 郁子(ゆうこ)