中川郁子(ゆうこ)と服部理史先生の対談インタビュー

 

10月からはじめた中川郁子(ゆうこ)のYouTubeインタビュー

10月からはじめたYouTubeインタビューは、おかげさまで毎回大好評でした。
ご協力下さった出演者の皆さま、本当にありがとうございました。
リクエストにお応えして、帯広厚生病院 服部理史先生へのインタビューを活字掲載させて戴きます。

中川郁子(ゆうこ)が帯広厚生病院服部理史先生をインタビュー

中川ゆうこ). こんにちは。今日ゲストに来ていただいたのは服部理史先生、帯広厚生病院診療部長兼総合周産期母子医療センター長でいらっしゃる服部理史先生です。お忙しい中お越し頂きありがとうございます。

服部理史先生は、数年前から友人から紹介をして頂き、とても尊敬しています。フェイスブックでもお友達なのですが、とても感激したのは令和元年の令和べビーが生まれた喜びを語って頂いた時のことです。一言お願いできますか。

服部理史先生:以下服部理史). 僕は平成15年から帯広厚生病院に赴任して、かれこれ十数年になるのですけども、令和の時代になって平成が終わり新しい時代が幕を開けたということで令和の時代を担う赤ちゃんが帯広厚生病院でさっそく生まれた瞬間に立ち会え、本当に記念すべきベビーでとっても嬉しかったものですから、めでたいお話なので自分のSNSでさっそく紹介しみなさんに喜んでもらったということです。

 

中川ゆうこ). 先生のご出身は十勝ですか。

服部理史). はい

中川ゆうこ). 十勝のどちらですか。

服部理史). 出身は十勝清水で 小学校・中学校と十勝清水、卒業しまして高校から札幌の方に出ました。親が清水高校の教師だったものですから、十勝清水には多くの知人が今もおります。

中川ゆうこ). 医師を目指したのは小さい時からですか?

服部理史). そうですね。小学校の卒業文集に自分は札幌南高校に進学して北大医学部に入り産婦人科医になると書いてありました。

中川ゆうこ). 小学校のときから高校と大学そして産婦人科の先生になると決めていたとは、ずいぶんしっかりとしたお子さんだったのですね。

服部理史). ただその産婦人科医というのは小さい頃の“受け狙い”、ちょっと調子に乗って書いたという、そういう感じですね。崇高な使命をもってという話ではなく、半分“受け狙い”だったと思います。

中川ゆうこ). “受け狙い”を有言実行実現するためには努力も重ねられたのでしょうね。“受け狙い”でなられた産婦人科のお仕事はいかがですか。

服部理史). そうですね。最初は昼も夜もなくお産というのは時間を選ばずに来ます。夜もいつでも叩き起こされて、分娩に立ち会って、休みなくやる時期もあって、その時期は仕事が辛すぎて産婦人科医になったことを後悔したこともありました。ただその後、順調に北海道の地方の病院で産婦人科医としてスキルや経験を積んでいくうちに自分の仕事に自信を持ち地域や社会に貢献できているのだなと強く実感するようになり、誇りをもって自分の仕事を遂行できるようになりました。今は産婦人科医としては仕事をすることに本当に心の底から良かったと思っています。

中川ゆうこ). そうですか。激務で体調を崩される産婦人科の先生がいらっしゃるということを以前聞いたことがありますが、最近はそういった方はいらっしゃらないのですか。

服部理史). 過去には各病院に1人~2人産婦人科医がいる時代があり、ほとんど休みなく仕事をしなければいけない時代が長かったのですが、今では北海道でも病院の集約化が進みました。以前は、旭川までの沿線都市の全ての総合病院に産婦人科があってそれぞれに産婦人科医がいた時代がありました。今は例えば旭川までの間、北大でしたら砂川に集約化することでたくさんの先生をそこに集めて地域の少し広い範囲から患者さんを集めるようにすることで産婦人科医の生活のオンオフをはっきりできるようにブラックな仕事を無くしていきました。それによって産婦人科医を目指す方も増え、若い方、女性など昔はほとんどいなかったのですが今は多くなりました。

中川ゆうこ). 本の一番の課題は少子高齢化だと思いますが、少子化について産婦人科医の立場から何かありますか。

服部理史). そうですね。妊娠するということは10年前、20年前に比べると不妊治療が飛躍的に発展し、以前なら40歳を超えると安心して出産できないじゃないかと、そういう風に40歳位を境に妊娠が躊躇されるような時代がありました。今は医学が発展進歩して40代でも安心して妊娠、出産できるように医学的に見るとかなり改善がなされています。ただ、これは産婦人科医とは直接関係ない部分ですが、生んだ後の育児支援・育休に関することなど社会福祉的な問題で出産を躊躇する方もいらっしゃいます。お子さんがたくさんがいると大変だとか、こればかりは産婦人科とはあまり関係のない政治の世界の話となります。そういう少子化時代にたくさん子供を生みたくなる施策を政治には望みたいと思います。

中川ゆうこ). そうですね。不妊治療中の方や不妊に悩んでいる方に大きなメッセージだったかと思います。ところで今回のコロナ禍の中、帯広厚生病院では色々な発信があり全国に先駆けて行ったことなどもありますが、実際に服部先生のお立場で大変なことが沢山あったかと思いますがいかがですか。

服部理史). そうですね。一番大変だったのは、今も大変ですが、直接コロナの患者さんに関わられる呼吸器内科の先生ですね。呼吸器内科の先生は重症のコロナの患者さんに対して付っきりで対応しています。後は麻酔科の先生です。僕ら産婦人科に関して言えば妊婦さんがコロナに感染した場合どう対応するか、安全に娩出するためには帝王切開だろうとことでコロナの患者の妊婦さんがお産になったときにどう対応するのかシミュレーションを手術室や病棟を含めて訓練・シミュレーションをして、実際にどうやって妊婦さんを手術室に運んで安全に帝王切開するのか、何回もシミュレーションをおこなったりしています。今のところ実際そういった妊婦さんには遭遇していないですが、そういう時にもしっかりと対応できるように訓練をしています。

中川ゆうこ). 医療機関でそこまで色々なことを想定していてくださるというのは知りませんでした。とても心強い話を聞かせて頂いたと思っています。現在コロナの影響で全国の病院経営が非常に厳しいと聞きます。特に第二種感染指定病院や協力病院など直接感染症と関わっている病院ほど経営が大変だと聞ききました。

服部理史). そうですね。

コロナの患者さんが発生する度にそこに注力するため、病棟を1つ充てて対応しました。コロナ専門病棟みたいなものを作らないといけないということがあり、看護師の配置を相当苦労して工夫しなければなりませんでした。そのため外来の診療を制限せざるを得なくなり、紹介状をもたない新患の患者さんを一旦ストップするという時期がありました。手術に関しては、がんや緊急手術はどんな場合でも引き受けますが、良性の手術、例えば産婦人科医でいえば子宮筋腫など、直接、すぐに命に関わらないような手術はコロナ禍の一番ひどい時期には一旦延期していました。予定した手術を全部中止するようなこともあり、外来、入院患者数も手術件数も減らせざるを得ませんでした。

その中で元々予想されている予算に対しての達成率が悪い状況になり、帯広厚生病院は黒字経営でずっとやってきたのですが、4月以降、毎月相当な額の赤字になっているのが現状ですね。

中川ゆうこ). 外来診療を制限するという形は全国に先駆けて行ったとのことで全国ニュースでも取り上げられていました。私は十勝の中核病院である厚生病院が先駆けてやって頂いたことに大きな意味があると思います。コロナ収束までに私自身も心がけていかないといけない部分もたくさんあると思っています。

先生は、フェイスブックの中で政治の話も発信されていらっしゃいますね。今回安倍総理大臣が8月28日金曜日に辞意を表明されましたが、何か一言お願いします。

服部理史). 安倍首相がこれまで7年8か月日本の政治において達成してきたことは過去の自民党の総理大臣が成しえたことに比べても、とても多くの重要な法案を成立させて、日本の将来に向けて本当に考えられない成果をあげた総理大臣だと思います。憲法改正など、道半ばで達成できなかったことがあります。例えば拉致問題の解決、ロシアとの北方領土問題など、解決していないことはありますが、7年8か月の間に安倍首相が実現してくれたことは今後の日本の私たちの将来にとって、本当に大きな事であったと思います。ぼく個人としては4選を是非していただきたいと思い願って発信していたのですが、体調が優れないとのことで一旦退任されるとのことになってしまいました。出来ればですが、これはまだ早い話ですが1年間位、休養されて再度もう一度3度目の正直で登板をされて憲法改正に臨んでもらいたいなと個人的には思っております。

中川ゆうこ). そうですか。私も一番の思い出は、安全保障一括法案です。国会は、夏の間も休会にならず汗をかきながら通いました。様々な法案に果敢に挑戦くださった総理だったと思います。経済を大きく立て直し、20年続いたデフレスパイラルからの脱却しました。本当に大きな足跡を残されたと思います。

また、十勝には何度も足を運んで下さいました。トラクターに乗っていただいたり、ビート工場を視察して頂きましたし、4年前の台風災害の際に駆けつけてくださいました。

憲法改正のお話が服部先生からでたところですが、女性の方達の中で憲法改正について誤解されている方々も多いと感じています。特に9条に関連することですが、一言いただけますか?

服部理史). まずは根本的なこととして、誰でも寝るときには家にカギをかける、泥棒が入ってこないように生活をしていますよね。国家もそれと同じで誰かが島を盗ろうとか、何かの隙に社会に入り込んで何かの時に蜂起しよう等、色んな悪だくみを画策するということは考えなくてはいけない。日本の重要の秘密情報、それが国防に関するものや日本が独自に大切に育成した苗だったり、和牛だったりと知らぬ間に盗んでもっていくとしていく人がいるわけです。そういったものに対応するためには、やはり性善説では対応できないことがあると思います。国家や社会であってもそうですし、本当に性善説で成り立っているのであれば警察はいらないわけです。警察官も訓練をする必要がない。それと同じで「国を守る自衛隊が米軍と一緒に訓練する」、これはごく自然な当たり前のことで、反対することがナンセンスなはずなのに今の戦後の日本において自衛隊は違憲の疑いが強いということで自衛隊が人目のつくところで歩いたり、訓練したり、そういうこと自体が憲法違反なんじゃないか、悪いことなのじゃないか、ずーっと刷り込みのようにマスコミにされてきたのが戦後だと思います。

すぐそう言って憲法改正は徴兵制に繋がる、戦争に繋がる、そういう風にマスコミに言われ続けるとそうなのかなと思ってしまう方がやはり多いと思います。それを違うのだと、「国を守るため自分の子孫を守るためには、国家というものを大切に考えなきゃいけないんだ」ということは、今の憲法には希薄だと思います。そんな希薄な状態で、自衛隊の方々が誇りをもって戦えるのか、訓練しているとプラカートや垂れ幕などをもって反対されれば悲しいと思うんですよね。自衛官に尊敬の念をもって大切な方々なんだということを憲法にも謳うべきだろうし、僕たちが安全な暮らしをできるのは警察がしっかりしている理由と同じで、日本で安全に平和で暮らしていけるのは自衛隊のおかげなんだと、ごく当たり前のことをしっかりともう一度見つめるべきだろうし、そこから目を背けて「僕たちの平和は、憲法9条があるからだ」、一足飛びにそこに行ってしまう思考回路になっている方が、今の僕ら位の年代よりも少し上に多いと思います。今の若い人は案外そうでもなくて、そういう性善説に基づく定説はちょっと違うのではないか、嘘くさいのではないかと思いつつある。だから10代・20代の安倍総理のファン、支持率がすごく高いのは、そのあたり安倍さんが本音で語り、こっちの方がリアリティがあるなと若い人に伝わっているからだと思います。ですから自民党も過去は護憲として社会党と同じような主義や主張される方も多かったですが、今はあまりそういう人はいなくなりつつあります、まだ僅かにいるようですが、やっぱり今の若い人の感覚と一緒になって、自民党ももう少し現実主義的なものを強く言っていいと思う。今の僕ら以上の年代の人は、流石にそう言って生きてきているので信念をかえるのは難しいかもしれないけども、今の若い人これからの日本を担う人にはそうだよな、激動の中国や北朝鮮、アメリカ、こういうニュースを聞いていると憲法9条があるから日本は大丈夫だというのは、ちょっと違うのではないか、色んな人が世の中にいて、色んな世界には人種・民族がいて、本当に憲法9条があるから大丈夫で事足りるかと、それはちょっと違うじゃないかということが、段々わかりつつあると思います。

中川ゆうこ). これからも政治家が本音で語りかける。その姿勢を皆さんが見ている、冷静にこの人が本心で、本音で、本気で、勝負をして自分たちに語りかけているか、それを有権者、特に若い方が見ている。本当に考えさせられるお話しでした。

服部理史). 理想も大切だしキレイな話も大切です。小さい子供が読む、読み物にいちいち現実を書けとはいいませんが、やはり現実に暮らしていく大人は現実をしっかり見据えて、それに則した政治を行って欲しいと。若い人は段々わかってきている。昔でしたら学生運動とかスローガンのもとに安保反対と叫んでいれば、なんとなく偉くなった気がする人が多い時代がありました。今はそういう人はいませんからね。やはりリアリティがないのが伝わっていると思う。段々日本も変わりつつある。そういう点は、良い傾向だなと個人的には思っています。それを少しでも後押しできるように、SNSでも発信しています。

中川ゆうこ). これからも大いに期待しておりますので宜しくお願いいたします。そして政権選択選挙である衆議院選挙も4年の任期まであと1年ちょっと、何か一言お願いできればと思います。

服部理史). 大きな視点でいうと、これからの日本が繁栄し、世界の中で信頼されて尊敬できる国になり続ける。さらにもう一歩進んでなっていくためには、自民党の大勝利なくして実現できないと堅く信じています。各政党の主義主張を見ても、自民党以外に政権を担当できる政党はないと断言できます。そして、そのためには当然、小選挙区・比例選挙区で自民党がそれぞれで勝っていく必要があるわけです。この十勝では、当然「中川ゆうこ」に再度国政の場に行っていただく必要がどうしても、あると思います。

中川ゆうこ). 実は遠くでお会いしたことはあるのですが、初めてお話したのは、3年前の落選した1週間後に、ある方がご紹介下さった時でした。その時に、大変なエールを送っていただきました。「もう一度挑戦しよう」という気持ちにさせてくださったのが、服部先生でした。その時の気持ちを思い出して、頑張っていきたいと思っています。

服部理史). ずっと変わらず応援し続けていますので、本当にお体に気を付けながら全力で頑張ってほしいと心から思っています。

中川ゆうこ). ありがとうございます。お忙しいところ、今日はお時間いただきありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

     

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