こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
日本の各地から、桜の便りが届く季節となりました。春は、就職や進学など新たな環境での生活をはじめる方が多いと思います。
期待や不安もあるとは思いますが、今日から新年度…張り切って参りましょう!
3月28日(木)、令和6年度予算が参議院で可決・成立しました。一般会計の総額は112兆5717億円で、過去最大だった令和5年度当初予算を1兆8095億円下回りました。
歳出で最も多いのは、医療・介護などの社会保障費で、37兆7193億円と今年度の当初予算よりも8506億円増えて過去最大となっています。
その次が、これまで発行した国債の償還や利払いに充てる国債費で、金利の上昇基調を反映し27兆90億円となりました。
防衛費は7兆9172億円、少子化対策関連では児童手当の所得制限の撤廃といった拡充分を含めた1兆5246億円、能登半島地震を受け災害時などに活用する一般予備費は1兆円となっています。
十勝関係の箇所付けについては、今週から発表されますが、現在ご報告できる主なものをご紹介します。
◯(仮称)新得スマートI Cアクセス道路
12年前の初当選直後から要望活動を続けて来た「道東自動車道(仮称)新得スマートインターチェンジ」ですが、主要地方道夕張新得線へのアクセス道路が新規事業化されます。
【延長4.5キロメートル、事業費は約21億円】
浜田町長には29日に電話で報告。喜びを分かち合いました。
◯一般国道241号士幌路肩改良
国道241号線は、私自身もよく使う道路ですが、直線の後のカーブが連続する単路区間(中央線などにより道路の中央が定められていない道路)では、「路外逸脱事故」「追突事故」「出会い頭事故」が多発し、道路の危険性について帯広開発建設部の皆さんに長年、問いかけていたものです。
【対象3.6キロメートル、今年度調査費6千万円】
こちらも新規事業化となり、高木町長に電話で連絡。とても喜んでいただきました。
ドライバーの皆さま、引き続き安全運転よろしくお願い致します。
◯大規模特定河川事業・旧途別川
氾濫危険区域の河道掘削事業を国が2/3を応援する補助事業です。
【総事業費18億円、国費は12億円】
幕別町相川から千住までの事業ですが、初年度は「相川20号橋」の掛替え3億7800万円
(国費2億5200万円)となります。
飯田町長に報告させていただきました。
◯ペケレベツ川砂防事業
清水町は2016年連続台風による洪水で大きく被災した地域です。山腹崩壊・渓岸崩壊で多くの土砂がペケレベツ川に堆積していたことも被害を甚大化した要因とされたことから大規模砂防事業を実施し、安全度を向上させます。
【補助事業で、今年度の事業費は2.4億円】
その他として
・アイヌ資料館・生活館
(幕別町):2億4928万円
・通学路安全緊急対策
(帯広市):2億2800万円
(新得町):3000万円
(清水町):500万円
(大樹町):200万円
・国道236野塚防災
(広尾町):8000万円
・橋梁長寿命化
(鹿追町):3100万円
(新得町):1億円
(清水町):8300万円
(芽室町):1億7600万円
・社会士幌整備総合交付金
(豊頃町、除雪機格納庫等):5180万6000円
(士幌町、除雪機械1) :2883万8000円
(本別町、除雪機械1 ):1775万1000円
31日(日)、本別町出身でデジタル庁参与の伊藤伸さんをお招きして、保守系の市町村議会議員の勉強会「十勝地方議員連絡協議会(会長・有城正憲帯広市議会議員)研修会」をホテル日航ノースランド帯広で開催されました。
講師の伊藤さんからは、人口減少、少子高齢化、地方の過疎化対策について、また、伊藤さんの持論である「自分事化会議」「くじ引き民主主義」について熱弁を奮っていただきました。
約60名の市町村議会議員の皆さまにお越しをいただきました。それぞれの市町村の政策立案に役立てていただけるとありがたいと思います。
2024年 4月 1日
中川 郁子(ゆうこ)