こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
記録的な猛暑が続いていますが、今年の夏は北海道も例外ではなく、わたしの地元十勝でも35℃を超える毎日が続いています。
夏休みを満喫する子どもたちの様子は各地に見られ、その笑顔に私も癒されています。
28日(金)、士幌町の高木康弘町長と、東京・霞ヶ関ビル内にある「こども家庭庁」を訪ねました。
本年4月1日に発足した「こども家庭庁」は、政府が所管する子どもを取り巻く行政分野のうち、従来、内閣府や厚生労働省が担っていた事務の一元化を目的として設立された、内閣府の外局です。
士幌町は、全国的に基幹産業である農業が発展し続けていることで知られる町ですが、農産加工施設や企業も多く、女性が就労の機会に恵まれている町でもあります。
高木町長は、子育て支援にも力を入れていて、少子化は進んでいるものの、核家族化や女性の社会進出が進み、3歳未満児の入園希望者も多いことから、士幌保育所(昭和20年開設)と士幌幼稚園(昭和49年開設)を一体化して、平成20年に「士幌町認定こども園・なかよし」として開園させています。
私も「なかよし」を見学させていただいたことがありますが、園舎の老朽化や設備・機能の不十分さ、安全面などから、町民から施設に対する改修要望が多く出されていました。
ところが、「なかよし」のような公立の認定こども園には、私立の認定こども園のように「施設整備助成制度」が適用されず、また、地方支援のための「過疎債」を利用しての園建て直しについても、過疎を卒業した士幌町には適用できず、昨年から高木町長とともに、何か方策がないものかを内閣府に相談させていただいていました。
わたしも単独で幾度か担当者をお尋ねし、今後の対応について相談していたところ、こども家庭庁の設立によって少しずつ前進が見込めたため、高木町長に再度上京していただき、こども家庭庁の担当者とのミーティングを設定しました。
その結果、国からの支援を受けられることが新たに分かり、令和8年4月を目処に改修ができることになりました。今後は幅広い保育のニーズに応えることができるようになることと思います。
士幌町認定こども園の改築については、これからもフォローアップして参ります!
天気予報では、この先も暑い日が続きます。水分と睡眠を十分にとり、熱中症に気をつけて暑い夏を乗り切りましょう!
2023年 7月 31日
中川 郁子(ゆうこ)