こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
わたしの地元十勝では、例年よりも少し早めに秋蒔き小麦の収穫が始まりました。小麦の収穫は、大型コンバインを使って、地域が一体となって行う共同作業です。
収穫したあとの畑に、次々と出来あがる麦稈(ばっかん)ロールは、十勝の風物詩となっていて、その大きさは圧巻のひとこと!
是非一度ご覧になっていただきたいと思います。
先週は、J A北海道中央会、北海道農民連盟、そして、北海道商工会議所の皆さまが、来年度の予算要望について、それぞれ要請にいらっしゃいました。
北海道の農業関係の皆さまの重点要望は、なんといっても厳しい環境にある「酪農」問題についてです。
穀物価格の上昇や円安など複数の問題が重なって飼料が高騰し、また、新型コロナウィルスの影響によって乳製品の需給バランスが崩れたことで、酪農経営が厳しくなっています。
政府も予備費を活用したり、高騰分を価格転嫁したりしていますが、未だに厳しい状況は続いているのが現状だと思います。
わたしも微力ながら皆さまのお役に立てるよう、引き続き頑張って参ります。
商工会議所連合会の皆さまからは、それぞれの地域が持つ課題について、お聞かせいただきました。
北海道の観光需要の伸びは著しく、経済が活発に動きはじめたものの、共通の課題は何といっても人手不足。物流、建設の24年問題もあわせた人材確保策について、現状をお話しいただきました。
また、次世代半導体ラピダスや北海道新幹線の札幌延伸については、道央圏の皆さまからは、期待の声が大きく、道北・道東の皆さまからは、人材流出に繋がるのでないかとの心配の声が強く上がりました。
週末は田村建設夏祭り(清水町)、鹿追町花火大会、竹中上士幌町長パークゴルフ大会、中川ゆうこ豊頃町後援会野遊会など、楽しいひとときを過ごしました。
最後に嬉しいご報告です。
脱炭素先行地域に選ばれ、水素ステーションや地域電力会社の設立に力を入れている鹿追町が第13回EST交通環境大賞において、最高賞にあたる環境大臣賞を受賞されました。
本当におめでとうございます。
これからもカーボンニュートラルの実現に向けて頑張ってください。
2023年 7月 24日
中川 郁子(ゆうこ)