こんにちは、中川郁子（ゆうこ）です。
３月１１日(金)、東日本大震災から１１年目となるこの日、衆議院の各委員会などでは発災した１４時４６分に合わせて黙祷を捧げました。
亡くなられた方が１万５８３３名、行方不明の方が２５２３名、関連で亡くなられた方が３７３１名、県外に避難された方が３万８２９名であり、この歴史的な震災の記憶を決して風化させてはなりません。
わが国では、毎年のように大規模自然災害が発生しています。
現在、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震など、犠牲者が１０万人を超えることが想定される巨大地震について、基本計画を作成中です。
関連する議員立法の今国会での成立を目指しています。
１２日(土)は、北朝鮮による拉致被害者家族会(横田拓也代表)の前の代表で１２月にご逝去された飯塚繁雄さんのお別れ会に伺いました。
岸田総理、菅前総理をはじめとする拉致議員連盟の議員や多くの関係者が参列しました。
冒頭、他界される少し前の１１月の国民大集会２０２１での飯塚さんの挨拶の映像が紹介されました。
「あきらめない」「拉致問題解決のためには家族会があきらめてはいけない」と、何度も繰り返し訴えておられました。
拉致問題の解決は、ただ1点、拉致被害者と特定失踪者全員の「救出」です。
最後の力をふりしぼった飯塚さんの訴えに、政治が応えられていない悔しさを強く感じました。
13日（日）、「第89回自民党大会」が感染防止対策を講じながら、開催されました。
大会では、役員の任期に関する党則改正や、地方組織の充実を盛り込んだ「党改革」などの党務報告の後、今夏の参議院選挙候補者紹介などがありました。
北海道選挙区から立候補する新人・船橋利実(ふなはしとしみつ)氏が、壇上で紹介されました。現職・長谷川岳参議は残念なことに昨日は欠席でしたが、自民党北海道連合会は、６年前に果たせなかった２議席確保のため全力を尽くして参ります。
皆様のご支援をどうぞよろしくお願い致します。
演説に立った岸田文雄総裁は冒頭、現下のウクライナ情勢についてわが国の防衛力強化、米国との同盟強化、国連改革の必要性を述べられました。コロナ対策、経済対策、少子高齢対策をはじめとする国内問題にもその指針を示され、会場から大きな拍手がありました。
また、ゲストとして登壇された東京パラリンピック男子水泳銀メダリスト富田宇宙選手は、宇宙飛行士を目指した高校生のときに視力が低下したこと、パラアスリートを目指した経験、「夢をあきらめない」今後の抱負についてお話して下さいました。
先週の国会情報
・９日(水)、水産部会で取り組んでいた「水産基本計画」が仕上がりました。
「さけますふ化放流事業」への支援など私の意見がたくさん盛り込まれています。
閣議決定されましたら詳しく紹介したいと思います。
・同じく９日、若宮健嗣内閣府特命担当大臣を訪ね、地元上士幌の竹中貢町長とともに「デジタル田園都市国家を実現するためのスマート物流」についての説明をさせていただきました。
ドローン物流を推進するための全国協議会の立ち上げとなります。
・１０日(木)、兼ねてから要望していた国道３８号にかかる 鎮橋(しずめばし)の掛けかえに予算がつくことになりました。
老朽化の進むこの橋は、わたしの通勤路でもあり、２００６年の大雨災害の時も、崩落が心配されていたものです。
・先週、成立した法案は８本、すべて内閣提出の法案(閣法)です。
１月１８日に開会したこの国会も、会期末まで残り３ヶ月。
国民生活に直結した法案の成立に向けて政府与党議員としての責任を果たして参ります。
困難なことが多い毎日ですが、飯塚繁雄さん、富田宇宙選手から戴いたメッセージ「あきらめない」を心に刻み、頑張って参りましょう。
2022年 3月 14日
中川 郁子（ゆうこ）
