vol.63 「十勝の風景」、「小型観測ロケットMOMO7号の打ち上げ成功」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~

こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。

先週末、沖縄地方で梅雨明けが発表されましたが、熱海市では大規模な土石流が発生し、安否不明の方々の捜索救助活動が警察、消防、自衛隊の皆さまにより今現在も続けられています。被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

十勝の風景

わたしの地元十勝では、いも類の花々が美しく咲く季節となっています。

北海道十勝のいも類の花々。

一方で、この季節は牛の餌となる牧草の収穫時期でもあり、あちらこちらに大きな牧草のロールを見ることができます。

北海道十勝の牛の餌、牧草の収穫時期

いまは未だ写真観光を楽しまれている方が多いのではないかと思いますが、機会を見つけ北海道の素晴らしい初夏の風景を訪ねていただきたいと思います。

小型観測ロケットMOMO7号の打ち上げ成功

7月3日(土)、十勝管内大樹町にあるインターステラテクノロジズ株式会社(稲川貴大社長)の小型観測ロケットMOMO7号機の打ち上げが行われました。当初は、午前中の打ち上げを予定していましたが、上空に「氷結層」が確認されたため、午後に延期となってしまいました。

午後の打ち上げは見事に成功し、国内の民間企業が単独開発したロケットが、高度100キロメートルの宇宙空間に届いたのは、2019年5月に同社が打ち上げたMOMO3号機に続いて2回目となります。

今回の打ち上げは、コロナ禍のこともあり関係者だけの見学でしたが、私の頭上をロケットが通過するときは、感動のあまり思わず涙が出てきました…未来へつなぐ仕事、これからも応援させていただきたいと思っています。

インターステラテクノロジズ株式会社と言えば、ホリエモンこと堀江貴文ファウンダー率いる60人の若き研究者集団であり、わが国においては宇宙ベンチャーの先駆的役割を果たし、全国的に注目されています。

十勝では、種子島宇宙センターや内之浦宇宙空間観測所(ともに鹿児島県)に続く第3の打ち上げ射場を大樹町に建設することを目標にしているところです。
大樹町のインターステラテクノロジズのロケットと堀江貴文氏

今回のロケット打ち上げにご視察に来られていた、井上信治内閣府宇宙政策担当大臣は、わたしが現職の時に宇宙ビジネスが活発に行われるための法整備である「宇宙2法」(宇宙活動・衛星リモートセンシング法)を担当していた時の先輩でもありましたので、打ち上げ射場拡充のための「政府からの財政支援の必要性」について、改めて強く要望させて戴きました。

北海道大樹町のインターステラテクノロジズ小型観測ロケットMOMO7号機の発射

これからも十勝のために頑張ります!皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

~ホッとひと息~

以前、ゆうこう便でご紹介させていただきました、大樹町の「ピリカル珈琲店」…ロケット打ち上げまでに、少し時間ができましたので久しぶりにお邪魔しました。

自然に囲まれたピリカルさんの空間は、2年ほど前からわたしの隠れ家。ご主人が煎れるコーヒーを奥様が作られたコーヒーカップでいただく…お客様の様子を見てカップを選んで下さっているものと思います。そして帯広から通うお嬢様がお料理とケーキを担当されていて、本当にほんとうにすべて美味しいです。

久しぶりでしたが、本当に癒されました。

2021年 7月 5日
中川 郁子(ゆうこ)

     

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