今は亡き、夫・中川昭一とともにこの十勝に居を構えてから、もう29年になります。
多くの皆さまからのお支えをいただきながら、共に笑い、語り、悩み、そして時には泣き､気がつけば、私は人生の半分以上を十勝の皆さまと歩ませていただいております。
私たちの大切な十勝は、大きな可能性を持っています。
しかし、環太平洋連携協定（ＴＰＰ)への参加方針にみられるように、民主党政権は十勝をはじめ日本の各地域にあるあらゆる可能性を奪い去ろうとしています。
「十勝の可能性を、十勝の本物の力にしたい」・・・
私は志半ばで倒れた義父・中川一郎と夫・中川昭一のそのような志に思いを馳せ、十勝のために立ち上がる決意をしました。
政治家には行動とそれを支える揺ぎない信念が求められます。
その信念こそ「保守」であると私は考えます。
先人たちが築いてきた伝統、文化、歴史に学び、厳しい現実を踏まえ、
そして予測できない未来の日本を笑顔あふれる国へと導く、
それが保守政治であると信じて疑いません。
私は、この保守の理念と地域に根ざした行動で、十勝、そして、
日本の“本物の力”を引き出して参ります。何卒よろしくお願いいたします。
2012年 1月 中川 郁子（ゆうこ）
