ブログ

安倍総理大臣のTPP交渉参加表明を受けて

本日、安倍総理がTPP交渉に参加するご決断をされました。

安倍総理の記者会見をじっと拝見しました。

私としましては、私たちが自民党TPP対策委員会を中心にまとめた決議文の中にある、
「自然的・地理的条件に制約される農林水産分野の重要5品目等やこれまで営々と築き上げてきた国民皆保険制度などの聖域(死活的利益)の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとする。」
という部分について、何も触れられなかったことをとても残念に思います。

と同時に私自身の力のなさも痛感しております。申し訳ございません。

今回のTPP議論は、「聖域」が最大の論点でした。

政府としては、単に聖域が“あるのかないか”という点が注目点だったのかもしれません。

私としては、聖域はあるのは当然のことであり、聖域とは何を指すのか、そして、一歩踏み込んで、それをどう守っていくのか、さらには、聖域が守れないときはTPP交渉を脱退すべきなのではないか、と聖域についてあらゆる観点からの深い掘り下げが必要であると考えておりました。

このような詳細部分の検討はすべて交渉段階に入ってからの話というのであれば、私は、これから党内で議論が始まるであろう“21作業分科会”の農業分野において、しっかり政府の交渉状況を監視し、発言をしてまいる所存でございます。

そして、TPPが国益に反するものである、地方経済に悪影響を与えるものであると明らかになったのであれば交渉から脱退すべきという点についても、今後も主張してまいります。
今後ともよろしくお願い致します。

衆議院議員 中川郁子